松の司 蔵元ブログ

同じ釜の飯を食う

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こんにちは管理人Hです。


1011日大安、今季の酒造りがスタートしました。

初洗い、初蒸しなどを終え、冬の間蔵で寝泊まりする蔵人たちも集まってきます。

これから約半年間、蔵人たちが同じ釜の飯を食う生活が始まるのです。



この「同じ釜の飯を食う」蔵での生活を思うといつも頭に浮かぶのが、分子生物学者の福岡伸一さんがいつかTVで言っていた『動的平衡』です。

『動的平衡』とは、私たちの身体を形成する分子は絶え間なく入れ替わり続けていて、外見は同じでもそれを構成する分子は、どんどん分解されて私たちが日々食べたもので合成されているという生命の営み。

ほんの数週間前の自分と、今の自分は分子的に見れば全く別物らしいのです。


ということは、毎日同じ食事をとっている蔵人たちの身体は、見た目は違えどほぼ同じ分子で出来ている。

“美味しいお酒を造る”という同じ理想を掲げる心だけでなく身体の組成も一緒、一心同体。


「同じ釜の飯を食う」ってすごいことなんだよなぁ。

同じ記憶を共有するだけじゃなく、数人で一つのもの造る上でとてもとても意味深いこと。

そんなことを考えながら、酒造りは始まります。



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# by matsunotsukasa | 2017-10-20 15:48 | 日記 | Comments(0)

2017 第2回稲架祭(ハサ架け)


10月8日(日)、前日までの雨で開催が危ぶまれましたが、第二回目となる稲架祭(仮称)が開催されました。

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じりじりと照りつける太陽のもと、蔵元・酒米部会の皆様・小仕込の会の皆様・JAの皆様・一般関係のお客様など総勢36名、およそ4反ほどの田んぼをバインダーなる刈りながら縄で縛るという稲刈り機を用いておおよそ4~5時間掛け刈り取りしました。

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これがその「バインダー」今では骨董的な機械です。
メンテはしていただいているものの途中、ひもが絡まったり、縛ってなかったり、詰まったりでまあ大変な作業の連続。

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刈り取った稲束を順番に足場に掛けていきます。
2回目ということもあり慣れた手つきできれいに揃えて押さえつけるのがコツ。
強い風が吹いても落ちないようにすることが大事です。


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途中、足場を追加し思った以上の重労働に口数も減るほどくたくたになりながら最後まで頑張った結果、
皆様のおかげでずらりときれいに並びました。

この米はAZOLLAの稲架米として、「純米大吟醸 AZOLLA 」として使用する予定です。

何とか刈り終わり、日に焼けて疲れ果てましたが最後は笑顔で集合写真!

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長時間にわたり皆様ご苦労様でした!
あとはいいお酒となり皆様のもとへ出せる日を楽しみにご期待ください。


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# by matsunotsukasa | 2017-10-10 17:57 | Comments(0)

「第4回 松の司を楽しむ会」開催のご案内


少し遅くなりましたが、第4回を迎えます秋の恒例行事「松の司を楽しむ会」の開催が決まりましたのでご案内いたします。


今回は琵琶湖の西側に位置します今津の「丁子屋」さんにて開催いたします。詳細は下記ポスターをご参照ください。JR湖西線「近江今津」駅下車となっております。

最近遅延や運航見合わせが多々起こる可能性がありますので「京都駅集合」という形を取っていますので途中合流される方はその電車に合わせてご乗車いただきますようお願い申し上げます。

お申し込みは小仕込の会各店にて承ります。

なお、募集定員に達し次第締め切らせていただきます。ご了承ください。


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# by matsunotsukasa | 2017-10-03 11:08 | お知らせ | Comments(0)

酒米田んぼの今

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こんにちは。
管理人Hです。

昨日は福岡・大分で大雨特別警報が出るなど大変な豪雨の地域もあったようですね。
田畑への浸水もニュースなどで見ましたが、九州の皆さまは大丈夫だったしょうか?


滋賀県も昨日は雨模様。
降っては止む雨の中、酒米の田んぼを「竜王町酒米部会」の皆さんと見て回りました。
“現地研修会”ということで来季の仕込みに使用する山田錦や吟吹雪の田んぼの現状チェックといったところです。
各契約栽培農家さんによって移植日や田んぼの環境の違いからか、それぞれ多少の生育状況の違いは見られたものの、概ね良好といったお話しでした。

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6月は例年に比べ気温が低く、梅雨入りした後も雨が少なく日照時間が多い天候でした。
これから秋の収穫まで猛暑の予報なども耳に入りますが、どうか良い酒米となりますよう、「竜王町酒米部会」の皆さんよろしくお願い致します!!


ちなみに最初の田んぼの写真は無農薬の山田錦の田んぼです。
AZOLLA(ウキクサ)が浮いていました。


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# by matsunotsukasa | 2017-07-06 11:19 | 日記 | Comments(1)

静かな蔵。

お元気様です。管理人Kです。

梅雨入りしたとの情報がありました。・・・はずですよね??
雨が降らず本来ならジメジメのこの季節に、乾燥注意報が出てしまいテレビの「カビ対策特集番組」を見事に無駄にする日が続いております。ここまで雨が降らないと農作物や自然環境などの影響が気掛りです。。ましてや今年は猛暑の予想が出ていて酒米のことがすでに心配です。。




さて今日は、夏の仕事と言いましょうか、最近している作業について少し。。

毎年この時期に蔵の柱、階段、二階の床板の一枚一枚を、拭き掃除をし柿渋を塗り続けていました。それは杜氏の「蔵」に対しての考えからの作業で、夏の大事な作業です。手作業で隅々まで拭くことで蔵への愛着や蔵を大事にする。ということを意識します。すると、おのずと丁寧に扱い、一つ一つの作業を丁寧に行うようになります。それと同時に愛着がある場所はとても居心地がよくなります。
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酒造期の夜に、愛着のある蔵の中をウロウロと見渡しては、ニヤニヤと過ごしてしまいます。ピリと冷えたあの空気感と醪のわずかなプチプチと聞こえる息吹。とても良い環境です。

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良い環境はやはり良いモノが生まれる場所であるようになんとなく思うので、居心地が良いことはプラス要素であると思います。
蔵の環境=仕事場で、こんな風に考えられることはすごく幸せなことなんだな。と思ったり。。




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ここからの風景が大好きです。柱の一本一本が艶っぽく照明の加減もあり、どこか温かみもあって。。あの寒い時期に感じた雰囲気は、写真を見返して思い出せても体感を勝ることはできません。夏場の仕事が生きてると実感できる場所であり風景です☆


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また次の冬がきた時に同じような気持ちで過ごせるよう、また冬場とは違った静けさの中、夏の仕事を粛々とこなしていく毎日です。
静かなこの蔵を労い隅々まで綺麗にして今はゆっくりと冬を待ってもらいましょうかね。


管理人K
                                 

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# by matsunotsukasa | 2017-06-16 14:36 | 日記 | Comments(0)