H28酒造年度全国新酒鑑評会。
皆さま、お元気様です☆管理人Kです。
昨日、日本酒製造の業界では一大イベントがあったのです。それが「全国新酒鑑評会」結果発表の日!!
だから昨日私のSNS上では、その情報や結果発表の喜びの声や無念の声などを沢山みました。
発表前夜…、もっと言えば、出品した時から。いや、H28BYの仕込みに入る前からこの日を待っていました。
期待もありますが不安。ただただ不安。万全を期して出した出品酒でも、やはり不安でした。
この会は一般向けと言うよりは、醸造工に対するコンテストで清酒の品質や製造技術の向上などが目的とされています。ここでの入賞や金賞を受賞する、またそこをめざすことが定番商品の品質向上に繋がること。また、蔵人一同のモチベーションの一つであるとし当蔵もこの鑑評会は毎年しっかりと取組みを行って参りました。もちろんこのコンテストが全てでは無く、数あるコンテストのうちの一つなのですが、獲っておきたいものの一つであります。
5月18日、朝から淡々と仕事をこなす私。しかし、心ここにあらず状態。
午前9時50分、PCの前にぴったりと張り付いた私は、右手のマウスに汗を感じながらその時を待ちました。ポチッと押したその先には、アクセス殺到でページの切り替わりが遅くなった酒類総研のHP。
午前10時キッチリにその発表ページにたどりつく。おそらく全国でも1.2を争うぐらいのスピードでその頁にたどり着いたのでは無いだろうか?ww
滋賀県の欄まで高速スクロール。そこにはなんと当蔵の名がっ…!??

見事、金賞受賞しました。
実に2009年以来久しぶりの受賞と言う事で、会社では歓喜に包まれました。私は出張で不在だった石田杜氏にすぐ連絡を入れ「とりあえず一つ獲れて良かった。」と、電話越しの杜氏の声は喜びよりも安堵の方が大きかったように思いました。
いろんな思いや努力、苦悩が詰まった金賞受賞。「松の司美味しいね!」と、言われる喜びとはまた違った達成感と喜びがここにはあり、結果として明確なものの一つだと思います。だから、素直に嬉しいです。
これも松の司をご愛飲頂いているお客様や、支えて下さる皆さまのおかげだと思います。これに浮かれることなく来年も同じように松の司の品質、醸造技術の向上を目的としお客様へより良い松の司をお届け出来るよう精進して参ります。どうもありがとうございました☆
管理人K☆
そして、これの前に発表されたIWCというコンテスト、そしてこの後発表されるコンテストとまだもう少し気を揉むことが続きますねぇ。とりあえず今は安堵です☆
by matsunotsukasa
| 2017-05-19 16:17
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