青葉の田んぼに思うこと
どんより雨の季節です。そんな季節の晴れ間に田んぼの稲の青葉が風でカサカサ、カサカサと音を立てて波立つと心地良さと少しの高揚感とが混ぜこぜになります。
以前、料理家の辰巳芳子さんと華道家の川瀬敏郎さんの対談の中で、青葉でも黄金色の稲穂でも、稲の育つ田んぼを見ると“安心した幸せ”を感じるとありました。稲の実る地に立つことは日本人を日本人たらしめる。この国が確かに持っているものは米と水であると。
そんな日本人を貫く米と水で仕込む酒というのはただの飲み物、ただのアルコールでは無いんだと改めて考えます。ものに仕えてこころを込めて、大切に仕込まなければなという思いに至る風景です。
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by matsunotsukasa
| 2019-06-27 10:05
| 日記